愛と死の妄想 悲壮耽美な情景  feseppuku.exblog.jp

ショートな妄想フィクションを書いています


by kikuryouran
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処刑される



両手両脚を開かれて、磔柱にかけられる
脇から入った槍先が何度も交差して肩に抜けた
最後の一突きは、陰部から喉元までゆっくり貫いて晒された

首吊り

後ろ手に縛られて、首にロープを巻かれた
足元の台を外されると、一気に体重が首にかかる
よじれたロープが私を回転させて、周囲がぐるぐると回った

斬首

座って肩を押さえられると尻が持ち上がって首が伸びる
風を切る刃音を聞いた
落ちた首が、自分の肩から噴き上がる真っ赤な血を見た

銃殺

目隠しは断った
目の前で七つの銃口が私を狙っていた
一斉に発射された弾丸が、私の胸で交点を結んだ

ギロチン

ギロチン台に体を固定される
目の下に首を受ける汚れた桶が置かれていた
桶の縁が、私に一気に近付いた

電気椅子

裸にされて縛り付けられ、性器にコードの端子をつけられた
「ゆっくり死なせてやる。」と彼は笑いながら言った
軽く痺れてから、徐々に高圧の電流が全身を駆け抜け、肉の焦げる臭いが部屋に充満した

食われる

檻の中で飢えた猛獣たちと私はしばらく睨みあった
彼らはゆっくりと近付いて私の匂いを嗅いでくる
私を腹から食いちぎって、肉を奪い合う彼らを見ていた

首切り

私の髪を掴んで彼は喉元にナイフをあてた
澄んだ目をした美しい若者だった
私はその目をうっとりと見ながら首を切り取られた

火刑

女陰から入った火は、女の業を焼き清めた
髪は焼け顔は煤に汚れたが、肌にはこんがりと焼き色が付いた
火刑を受けた私の肉は、芳ばしい匂いを放った


目が覚めると、独房のベッドだった。
処刑されると決まってから、私は毎夜夢を見た。
私は自慰をして、また処刑される夢を見るために眠るのです。
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by kikuryouran | 2008-04-01 02:17 | 処刑 | Comments(0)