愛と死の妄想 悲壮耽美な情景  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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白虎隊の少年たち


少年たちの身体は薄く、まだ男の身体にはなっていなかった。
それでも彼らは立派に死のうとして、腹を割いた。
儀三郎と和助は彼等にとどめを刺してまわった。
「みんな武士として立派に死んだ、もう俺たちだけだ。」
二人は抱き合い腹を刺し違えて、胸を合わせた。
互いの震えをききながら、支えあっていつまでも崩れなかった。

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by kikuryouran | 2015-07-19 05:17 | 白虎隊 | Comments(0)