愛と死の妄想 悲壮耽美な情景  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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自爆

美しい少女だった。
その胸は薄く、下草もまだ芽吹いてはいなかった。
その華奢な身体に爆薬が隙間なく巻かれた。
群衆の中で、祈りの言葉と共に彼女はボタンを押した。
頭部以外は木っ端微塵、血も肉もはらわたも撒き散らして神に召された。
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by kikuryouran | 2015-07-13 00:51 | 生贄 | Comments(0)