愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

ショートな妄想フィクションを書いています


by kikuryouran
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初めての・・・

その少年は自信無げな幼さを漂わせていた。体躯はまだ未完成なもろさを感じさせながら、恥部の草叢は黒く生え揃って、男性の徴(しるし)はもう夫のそれと変わらなかった。
「初めてなんです。」
彼は恥ずかしそうに言った。
「君は幾つ?」
「十八です。もうすぐ・・・。」

彼の愛撫は稚拙で荒々しく、私はなだめるように身体を離して言った。
「じっとして、任せてちょうだい。」
彼は身体を固くして目を瞑った。
横たわる彼はもう充分に勃起していた。彼のペニスはまだ汚れのない輝きを残して、触れると鋭敏に反応した。全身を強張らせて彼は堪えていた。
「我慢しなくていいのよ。」
先を含んで優しく握ると、それは指の中で硬度を増した。膨張して震えながら口いっぱいに堪えていたものを吐き出した。射精する少年の痙攣を感じながら、広がる芳しい匂いに私は頭の中が真っ白になった。舌で拭うと、萎えかけた肉塊はすぐに口の中で逞しさを取り戻していた。

「入れていい?」
見下ろして私が言うと、彼は頷いた。
指で導きながら、私はゆっくりと腰を下ろしていった。手を握り合って、私たちは侵入していく先端に神経を集中させた。呑み込まれながら硬く膨張していくのがわかる。完全に結合して恥部をこすりつけた。
「気持ちいい?」
彼は嬉しそうに微笑んで大きく頷いた。不安げだった目に安堵の色が浮かんでいた。
覆いかぶさるように顔を近づけて、私は祝福の軽い口付けをした。見詰め合って手を握る。私たちは身体を密着させて抱き合った。

それはもう奥深く私の中心までも届いていた。結ばれたまま身体を入れ替えて私は彼に主導権を渡した。
「もう、いいわよ・・・。」
見上げて言うと、私は目を瞑った。
束縛から解き放たれて、彼はもう男として一気に私を犯し始めた。荒々しい動きに戸惑いながら私は動きを合わせてやった。やがて満足そうな笑みを浮かべながら、私の中に彼は目的を果たした。
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by kikuryouran | 2007-09-30 03:10 | 平成夢譚 | Comments(0)

風の中で

夏の長い休暇の間は寮も静かになる。ほとんどの者が家に帰るか旅行に出かけた。
「この広い寮で、今日はもう二人だけだ。贅沢に朝風呂に入るか。」
「いいですね。」
1年生の野村が笑いながら言った
「二人だけならやっぱり広いですね。」
俺は風呂上りに庭のリクライニングチェアーに寝そべった。
「パンツぐらい履いて下さいよ。」
「男同士で恥ずかしいのかよ。いい気持ちだぞ。」
芝生の庭は広くて、木陰を風が抜けていた。笑いながら彼も裸で隣に寝そべった。
「本当ですね。まるで避暑地みたいだ。」
俺は隠していた缶ビールを出した。
「いいんですか?」
「いいさ、今日は二人だけなんだ。」
俺達は乾杯した。
「いい気持ちですね。」
「ああ、いい風だ。」
俺は思い切って彼の手を握った。
「俺はお前を前から好きだったよ。」
「はい、僕もです。」
彼も握り返した。
「いい気持ちだな。」
「はい、いい気持ちです。」
手を握り合ったまま、俺たちは流れる雲を目で追った。
二人の上を心地良い風が流れていた。
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by kikuryouran | 2007-09-29 03:30 | 平成夢譚 | Comments(0)

スパイ処分

「あそこまで歩くんだ。」
庭外れの大きな木を目で示して俺は言った。後ろ手に手錠をかけた女の腕を取って、俺たちはゆっくりと歩き始めた。
「嫌な役ね、ご苦労様。」
「自分から志願したんだ。」
不思議そうに女が振り返った。
「最後に話したくてね。見張られてるんだ。立ち止まらないでくれるか。」

この女はこれから俺に殺されるのを知っている。彼女は敵対する組織から潜り込んだスパイだった。
「お前のおかげで何人も死んだ。」
「そんな事を言いたかったの?」
「俺はお前を愛していた。」
女は答えずに歩いた。

木の根元には大きな穴が掘ってあった。その前に後ろ手錠のまま両膝をつかせて、俺は女の後頭部に銃口をあてた。
女は黙って目を瞑った。細い首筋が細かく震えていた。虚勢を張るように背を伸ばした。
戟鉄を起こすと女の震えが大きくなる。足元に失禁の液体が広がった。
「殺るなら早くやってよ。私だって怖いんだから。」
もう悲鳴に近かった。
それでも、愛しているという思いが私を少しの時間ためらわせた。
「お願い、早く。」
哀願するように言って首を前に傾けた。
「あなたの手で殺されてよかったわ。」
彼女がそう言った瞬間、銃声が響いて女はゆっくりと崩れるように穴に落ちた。
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by kikuryouran | 2007-09-28 00:10 | 処刑 | Comments(0)

椿の庭

「椿でござるな。」
珍しいものを見るように武士が言った。
「椿は散らず、落ちまする。首が落ちると忌み嫌う方もあると聞いておりますが、主人はそれが潔いと好んで庭に。」
「いかにもな。白い椿は首討たるる死に装束かもしれぬ。日頃からのお覚悟がしのばれる。」
御検視が席に着くと、主はすでに切腹座に着いていた。
「庭の椿が美しく咲いてござった。」
「恐れ入ります。首落ちて終わるが武士と教えられております。一輪落ちてご覧に供します。」
彼は落ち着いた様子で腹寛げ、切腹座を血に染めて介錯を受けた。
「白い椿が見事に赤く染まり申した。」

「ご検視役様に申し上げます。もうひと枝御見聞願わしゅう。」
女中の案内で別間に入ると、当家奥方が死に装束で待っていた。
「お役目ご苦労様に存じます。これより夫の後を追いまする。お見届け下されば幸いに存じます。」
「拝見仕る。此のお屋敷は拙者が賜り、必ずや椿も枯らしませぬ。」
「血筋絶えるとも、この庭に咲き続けると思えば嬉しゅうございます。」
襷がけの女中が太刀を持って奥方の後ろに控えた。
前肌美しく押し開き、白き柔肌胸の谷間も悩ましく露わ。夫を呼んで、浅くも割腹して首を差し伸べる。
介錯の刃が一閃して首を落とした。
「お見事な。さぞや仲睦まじい夫婦(めおと)でござったろう。」

「この身もお後を追わせて頂きます。」
女中は椿の根元で腹掻き切り、赤き血の花を咲かせた。
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by kikuryouran | 2007-09-27 00:46 | 女腹切り情景 | Comments(0)
「此の度の祭礼にはそなたが選ばれました。」
「有難くお受け致します。」
御使者の言葉に、碧い目の少年は喜びをあらわして答えた。
十五年に一度の大祭には少年の人身御供が供される。彼は前の大祭の年に生まれていた。

女王様の前に進み出て少年は恭(うやうや)しく礼をした。
「この身を捧げられる栄誉を賜りました。お礼申し上げます。」
「大役大儀です。」
優しい笑みを浮かべて女王様は答えられた。
「立ってその美しい姿を見せよ。」
数人の侍女が少年の衣服を脱がせた。
恥ずかしそうに陰部を手で隠して立つと、顔が赤らみ白磁のごとき肌が全身ピンクに染まった。
「恥ずかしがらずともよい。隠さず顔を上げよ。」
手を外して正面を向かされた。性器は金色の恥毛から垂れて、華奢な身体に男の逞しさを感じさせた。
「頼みましたよ。」
しばらく眺めて女王様が手を差し出すと、少年は跪いてその手に唇を付けた。

司祭も首を討つ剣士も若く美しい女だった。三人は祭壇までの長い階段を昇っていった。
少年はすべてを脱ぎ、司祭に見守られて両膝をついた。彼は勃起し、天に向かってその雄大な男性器を握った。
「祈りを捧げてお放ちなさい。私も共に祈りを捧げましょう。」
女剣士が後ろに立って剣を抜いた。
「大地にその種を降り注がせよ。」
女司祭が指を添えて祝福の祈りを捧げた。
彼の手がゆっくりとしごき始めて、やがて早くなる。苦しげにも至福の表情を浮かべ、少年は身体を強張らせて放った。その瞬間、剣が煌いて彼の首は血を噴きながら宙に舞った。

首のない身体は横たえられ、握られたままのペニスは萎えずに天を衝いた。肩口に置かれた首は美しく満足げに微笑んでいた。
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by kikuryouran | 2007-09-26 03:23 | 生贄 | Comments(0)

心中裸晒し

心中相対死には天下の法度、犯せば死んだ後も裸で晒される。
「男は見事な切腹だ。女もいい身体だぜ。」
矢来で囲まれた晒し場に、人がたかって途切れなかった。
男は逸物も露わに寝かされ、腹の傷口から臓物まで覗かせた。女は胸を一突き顔は安らかに微笑むごとく。秘所の草叢まで開かれて晒されていた。
「こりゃぁいっそ死に花だぜ。幸せそうな死に顔だ。」
「あの陰唇(ホト)一つに命を賭けるとぁ、よっぽど具合がよかったんだろう。」
「私だって、あれほどの男なら命もいらないね。」
「どうでぇ、俺と晒されてみるか?」
「あんたのお道具なら恥晒しさね。」
軽口を叩きながら入れ替わっていく。

「私は見ながら身体が火照って・・・。」
「俺達もあんな風に晒されるんだ。覚悟はいいんだな。」
「その魔羅は江戸中の女が羨むよ。」
「俺だってお前ぇと晒されるんだ、男名利だぜ。」
並んで晒される姿を想像して、女は男のものを握り締めた。
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by kikuryouran | 2007-09-25 06:25 | 心中情死 | Comments(0)

任務完了

日が沈むと月が出た。望楼から見ると、野営の火が周囲を埋め尽くしていた。
「これまでのようね。」
女士官は周囲を見渡して言った。
「お姉さんたち、降参するの?」
「私達軍人には降伏は許されていないのよ、残念だけど。彼らだって、助ける心算なんてないわ。」
「僕も一緒に戦うよ。」
「ありがとう。でも捕まればきっと生きていた事を後悔するわ。それだけは許されないの。私達が君を守るというのはそういうことなのよ。」
少年が頷くと彼女は抱き寄せ、持っていた短剣で胸を刺し貫いた。
顔を胸に埋めて、彼は動かなくなった。

「任務は終わったわ。行くわよ。」
騎馬兵を整列させ、彼女はゆっくりと馬を前に進めた。
腰の剣を抜いて号令をかける。
「突撃!」
騎馬兵達を従え、長い髪をなびかせた女が待ち受ける敵の中に突進していった。
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by kikuryouran | 2007-09-24 10:19 | 美しい少年 | Comments(0)

騒動始末 (参)

帰国国入りの前夜、藩主隆時が人を遠ざけて目付と会っていた。
「元服前の者が十人、藩校教諭方が責任を感じて一人、それと女が二人。」
目付が始末報告の書類を前に置く。
「女が二人とは?」
「りく殿と付き女中の女が一人。」
「そうか。それは余計な。」
「下腹広く切り割き、小女に首を討たせられました。介錯した女も庭に下りて見事な割腹。拙者も女の腹切りは初めてでございました。」

藩目付には内密に一人一人の処分を伝えてあった。その意向に沿って目付は内々の沙汰をした。その中にりくは入っていなかった。
「これらの者は、無能にも家格だけで藩の職に就かせねばならなかった。」
自害させた者の名を見ながら、隆時は呟くように言った。彼はこの事件を利用して、間引きをしようと考えたのだった。
目付はその時、やっと隆時の意図を悟った。

「家禄の返上は六十家に及び、内訳はそのように。思っていたよりも多くなりました。」
「これだけあれば、堤の改修にもあてられよう。藩財政は逼迫しておる。政治(まつりごと)には金もかかる。」

翌日国入りした隆時は上機嫌で挨拶を受け、もう騒動の仕置きには触れなかった。
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by kikuryouran | 2007-09-22 04:18 | 女腹切り情景 | Comments(0)

騒動始末 (弐)

江戸からの使いが書状を携えて国許に入ったのは、藩主帰国まで半月ほども前であった。
「いかに殿のご裁可とはいえ、これはあまりに過酷・・・。」
国家老以下重臣たちは顔を見合わせた。
「殿のご意向は書面の通り。異論のある者は、殿ご帰国までに立ち退くべしとのこと。」
使者は居丈高に言った後、声を和らげた。
「ただし書面にはないが、主だった者が罪が悔いて自裁するなら表向きでの仕置きは行われぬ。その親はその責を感じて家禄を三割返上させ、罪の軽微な者の家は一割の家禄を返上させよと。殿お国入りまでに始末が済まねば、必ずや書面の通りに仕置きするとのご意向である。」
その後、使いは国元目付にいろいろと指示を伝えた。

藩主帰国の数日前、寺院の庭で数人が切腹した。いずれもが十五にもならぬ少年だった。その夜も自邸で二人の少年が腹を切った。いずれもが病死と届けられ、即刻受理された。

「お嬢様、やはりお腹を召されますのか。」
付き女中の小雪が確かめる。
「此の度の騒動は私が元。歳の若い者も腹を切った。女とても腹を切らねば申し訳が立たぬ。」
彼女に悪戯を仕掛けた若者がいた。それを知った取り巻き達が彼を責めた。最初は口喧嘩の域を出なかったが、弾みで一人が刀を抜いた。一人が傷つくともう収拾がつかなくなっていた。
すべては藩校の中、多数の見守る中での出来事だった。
「お嬢様、そろそろ。」
藩重臣の娘りくは部屋を出た。庭を通って離れ座敷に入るとすでに支度は調っていた。
切腹刀の前で肌を寛げる。十六なれど、固い乳房はまだ男を知らなかった。
小雪が小太刀を持って後ろに控えた。
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by kikuryouran | 2007-09-20 20:02 | 女腹切り情景 | Comments(0)

騒動始末 (壱)

「諍いの因はご重臣の姫であったとか。歳若ゆえ悪戯が過ぎたもの。お目こぼしをとの嘆願も出ております。」
藩校生徒多数が入り乱れて争い、二人が死に何人もが傷ついた。江戸出府中の藩主隆時に、国許から意向伺いの使いが来ていた。
調べ書きに関与した者達の名が連ねられている。若い者にはありがちなこと、叱る程度で済ませたいと国許重臣たちの意見が添えてあった。
「若年とはいえ私闘は禁じられている。ましてや喧嘩は両成敗が決まり。周囲で止めずに見ていた者も同罪であろう。」
「そうなりますと、あまりに多数の者を罪に問わねばなりませぬ。」
多くの者が見ている中で事件は起きていた。
「仕置き申し渡しはしばらく待てと目付に伝えよ。」
「若年は構うまじくとの慣例がございます。」
わかっていると頷いて、国許からの使者を帰らせた。

「そそのかした者、争いに加わった者は死罪。知りながらも止めなかった者、指導監督を怠りし者、不心得により三日の生き晒し。各々の親は、家内取り締まり不届きによりお役御免にいたす。関わった者すべてを罪に問わねばならぬ。」
「しかし、それではあまりに酷。家中要職の者が何人も職を辞さねばなりませぬ。」
「このようなことは一罰百戒、二度と起こさぬためには峻烈な仕置きをせねばならぬ。」
「あまりに過酷は幕閣への聞こえも・・・。」
「すでに御老中にはご相談申してある。ひと月後には国許に帰る。仕置きは直々に申し渡すによって、各々謹慎申しつけよ。」
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by kikuryouran | 2007-09-20 03:46 | 女腹切り情景 | Comments(0)