愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

ショートな妄想フィクションを書いています


by kikuryouran
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カテゴリ:女腹切り情景( 84 )

前世の記憶


古い町並みの古美術商で、私はその短刀を見つけて買った。
刃は20センチ余り、身幅は狭く美しい刃紋がある。
その刃を見ていると、なぜか懐かしい感情に心が騒いだ。
或る日、その短刀で切腹する夢を見た。
お臍の下を切り裂くと、流れる血が膝を赤く染めていく。
それが前世の記憶なのだと、私にはわかった。


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by kikuryouran | 2015-11-09 03:21 | 女腹切り情景 | Comments(8)

切腹の夢


桐子はお臍の下を横一文字に切った。
柔肌を赤い血がすだれ、腰から下を染めていく。
「ついに切った・・・。」
身体の中心が火照り、熱く濡れている。
指で一気に駆け上がり、白く光を放って魂が砕け散る。
美しく死ぬ夢を見て、自らを慰める女がいる。


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by kikuryouran | 2015-10-27 01:52 | 女腹切り情景 | Comments(2)

武門の女


城受取りの使者を案内していた侍が顔色を変えた。
「これは見苦しいものを、すぐにも取り片づけますゆえに。」
一人の女が割腹していた。
「お家に殉じると申しておりましたが。」
「さすがに武門の御家柄、見事に意地を立てられた。」
受取りの使者は、死んだ女に深々と礼をして奥に入った。


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by kikuryouran | 2015-10-23 04:31 | 女腹切り情景 | Comments(0)

抱き首

髪は御殿に結い上げて顏は面長の美形。
白単衣を腰まで脱ぐと、乳房は崩れずまだ固さを残している。
脂肉少なく引き締まり、女ながらも武に鍛えられた身体とわかる。
悶えながらも一文字見事に割いて、震えながら首を伸べた。
介錯の太刀一閃、血を噴き上げて女は首を抱くように前に屈み込む。
後ろに突き出した尻が、しばらく淫靡に揺れていた。


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by kikuryouran | 2015-09-21 09:29 | 女腹切り情景 | Comments(0)

墓前の殉死


住職は旧知の仲、主家の墓前で女が自害したいと申し出た。
「お武家が義理に死のうとするを止めはできぬが、お若い身で惜しいことじゃ。」
早朝、彼女は白の単衣袴で墓前に立った。
女ながらも腹を切る覚悟、腰まで柔肌脱ぎ落す。
大きく割いて一文字、悶えながら首の血脈を裂いた。
まだ固い乳房が血にまみれて、無惨とも妖艶であった。


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by kikuryouran | 2015-09-16 01:53 | 女腹切り情景 | Comments(3)

秋の庭


庭に大きな月が出た。
丹精の菊が夜目にも美しい。
虫の声、これも良い。
寒くなく暑くもなし。
腹を切るには悪くない季節だろう。
離れの座敷まで、私はゆっくり歩いた。


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by kikuryouran | 2015-09-14 00:01 | 女腹切り情景 | Comments(0)

女の傷痕

客を待つ間、いつも難しい本を読んでいるような女だった。
彼女はそれで現実の世界から逃避できると言った。
或る日彼女は学生に誘われて心中騒ぎを起こす。
男は死に、彼女は生き残った。
しばらくして、彼女はまた客をとるようになった。
お腹に残った大きな
傷痕を彼女は隠さなかった。
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by kikuryouran | 2015-09-10 01:28 | 女腹切り情景 | Comments(0)

母のはなむけ


主君の側小姓であった彼は、明朝主君に殉死することが決まった。
「初陣のはなむけじゃ、この身を抱いて行くがよい。」
母子二人だけの家であった。
女は亡き夫の匂いを彼に嗅ぎ、子を導いて男にした。
少年は男として女の花芯に情を注いだ。
翌日彼を送り出して、母は夫の位牌の前で自害した。

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by kikuryouran | 2015-09-02 05:56 | 女腹切り情景 | Comments(0)

女刺客の自害

周囲を囲まれて、刺客の女がその場に座り込んだ。
「武士の情け、お願いできましょうか。」短刀を手に腹を寛げて女が言った。
介錯の依頼だとわかる。
「拙者がお引き受け致そう。」と一人の武士が後ろに立つ。
下腹ゆっくりと掻き切る女の首が震えていた。
中程まで切って息を整えようとした一瞬、太刀一閃して首が落ちた。

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by kikuryouran | 2015-08-31 00:28 | 女腹切り情景 | Comments(0)

切腹座の女

切腹の座に着いたのはまだ若く美しい女だった。
髪は御殿髷、水浅葱の裃袴は女ながらも武士の死に装束。
袖を抜いて腰まで脱ぎ落せば、雪の柔肌ながら鍛えられた身体とわかる。
「ウムッ、ウムムム・・・、ウグゥゥゥ・・・。」
悶えながらも横一文字、作法通り前に屈んで震える首を差し延ばす。
細首に討ち下ろす介錯の太刀一閃、血を噴き上げて身体は前に崩れ折れた。

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by kikuryouran | 2015-08-21 02:46 | 女腹切り情景 | Comments(0)