愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

ショートな妄想フィクションを書いています


by kikuryouran
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カテゴリ:処刑( 27 )

銃殺日和


後ろ手錠で私は処刑場まで歩かされた。
「いい天気だな。」とのどかな口調で男が言った。
秋の空は晴れて、風は心地よく流れていた。
彼にとっては昨日と変わらない日常の業務にすぎなかった。
「最期にお前の小さいのをしゃぶってやろうか。」と毒づいてやった。
私は頭から布袋を被されて、耳を澄まして銃弾の飛来を待った。


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by kikuryouran | 2015-09-19 03:48 | 処刑 | Comments(0)

斬首


斬首の太刀を振り上げて、首筋に私は見覚えのある黒子を見た。
女は顔を隠され、両肩押さえられている。
「佳代・・・。」と私は思わずつぶやいた。
「あなた・・!」女が一瞬動きを止めた。
可愛い女の笑顔が脳裏に蘇る。
私は妻の首に太刀を振り下ろした。


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by kikuryouran | 2015-09-18 08:57 | 処刑 | Comments(0)

私刑(リンチ)


祖国を裏切った報いは、町の広場で私刑を受けることだった。
みんなの前で裸にされ、首にロープをかけられた。
自分がやったことは、殺されても仕方がない事だと私だってわかっている。
小さい町だから、馴染みの顔がいくつも見られた。
男たちは好奇の目で見上げている。
私はわざと脚を開いて、草叢の中の秘密を見せてやった。

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by kikuryouran | 2015-08-27 12:48 | 処刑 | Comments(0)

磔柱


秋の空は高く晴れて、磔柱の上から見る景色は意外と心地よいものだった。
目の高さは地面から十四五尺余り、竹矢来の向こうに遠くの山並みが見渡せた。
両手両脚を広げて括られ、薄い獄衣は恥部も乳房も隠さなかった。
私のすべてが自然に開放されて、風が優しく通り過ぎてゆく。
長い槍が私の目の前で交差されて白く輝いた。
脇腹から入った光が、私の臓腑を切り裂いて肩に抜けた。

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by kikuryouran | 2015-08-24 12:28 | 処刑 | Comments(1)

裏切りの報酬


後ろ手錠で歩く俺の後ろから、女が歩いてくる。
裏庭の隅に大きな穴が掘られていた。
穴を覗き込むように俺は膝まづかされた。
彼女が俺の後頭部に銃口をあてる。
「ベッドのあなたは素敵だったわよ。」
耳元で発射音が聞こえる間もなく、俺は暗闇に落ちていった
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by kikuryouran | 2015-08-23 03:42 | 処刑 | Comments(0)

女の先腹

女は名残惜しげに男を送り出した。
男は立派に本懐を遂げ、覚悟の通り死罪を受けた。
磔柱の上で、前夜女が自害したと男は教えられた。
「女ながらも見事な切腹であった、そなたを待っていよう。」
「抱き心地は良いが気の強い女、次の世でも俺は頭が上がるまい。」
女の身体を思い出して、男は満足気に微笑んだ。

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by kikuryouran | 2015-08-08 09:24 | 処刑 | Comments(0)

火刑


密通を犯した男女は、生きたまま焼かれることになっていた。
火刑柱に二人は裸で背中合わせに括られる。
死を前にした昂ぶりで、男は勃起して萎えなかった。
女は恐怖で失禁の淫水を内股に伝い滴らせた。
火をかけられた瞬間、二人は一つの火柱となって一気に燃え上がる。
その広場では、毎日のように不義者たちが処刑された。

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by kikuryouran | 2015-08-07 04:42 | 処刑 | Comments(0)

ギロチンのドレス


奥さまは、広場でギロチンにかけられます。」
貴婦人は牢の中でもメイドが世話をしていた。
「処刑の時はどんなお服がいいかしら。」
彼女は真っ白なドレスを選んだ。
「首を切られた身体に、真っ赤な血がきっと映えるわ。」
自分では見られないのが残念ねと、彼女はメイドに笑いかけた。

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by kikuryouran | 2015-07-24 03:18 | 処刑 | Comments(0)

貴婦人たちの処刑


「受刑者は苦痛もなく、一瞬で神に召されるのです。」
ギロチンは慈悲ある処刑だと男は胸をはった。
「私は頭のない、無様な身体を晒されたくないわ。」
「首吊りはぶらぶらと間抜けでしょ。」
「磔柱の上から、平民たちを見下ろしてやるのは面白いかもしれないわね。」
貴族の夫人たちは自分の処刑にいろいろと注文をつけた。

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by kikuryouran | 2015-07-20 20:02 | 処刑 | Comments(0)

末期の逸り

後ろ手に縛られ、俺は首切り役人を待たされていた。
末期の逸りがふんどしを突き上げる。
「勃ったままで首を切られるかえ。」
気が付いて血首洗いの老婆が笑った。
「末期の情けだ、頼まぁ。」
歯の抜けた口の中に、俺はこの世で最後の精を吐いた。

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by kikuryouran | 2015-07-17 12:30 | 処刑 | Comments(0)