愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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2015年 08月 13日 ( 2 )

終戦記念日

今年もまた8月15日がやってくる。
あの日、軍人であった私の祖父が自決して国に殉じ、祖母は夫に殉じて自害した。
その時十五歳だった母は、気丈にも二人の最期を見届けた。
毎年この日が来ると、彼女はその時の様子を今も語り続ける。
祖父は見事な切腹、祖母は懐剣で胸を突いて死にきれず、母が介錯したという。
今年もまたあの日がやってくる。

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by kikuryouran | 2015-08-13 17:46 | 男のharakiri | Comments(0)

性の介護

彼はもう何度目かの入院で、看護婦の私とは顔なじみだった。
まだ二十歳を過ぎたばかりだが、先天性の難病だと聞いていた。
ある夜、私は彼が自慰をしようとしているのに気が付いた。
若い男性には珍しいことではなかった。
性の介護は禁止されていたが、私はその時彼に手を貸した。
翌日の朝、彼は明るい顔で私にありがとうと言ってくれた。

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by kikuryouran | 2015-08-13 04:51 | 平成夢譚 | Comments(0)