愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

ショートな妄想フィクションを書いています


by kikuryouran
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恥夢

夢の中で、あなたのペニスを頬張っていました
舌の先に縮れた陰毛が違和感を残しました
それからは同じ姿で寝ているのです

自慰する姿を見せてくれたことがあったわね
あなたのすべての筋肉が硬直して、白い飛沫が弧を描いて散った
あの瞬間のあなたの顔が好き

あなたの口に出せない性癖と陰部の黒子(ほくろ)
きっと私しか気付いていない
私なら満足させてあげるのに

きっと私のすべてがあなたのためにあるのです
この血も肉も魂も
男根の前に跪いて、私はすべてを捧げる誓いを立てるのです

あなたが望むなら、どんなことでもしてあげる
命さえも惜しくない
誰にも言えないことを、私にだけ言ってちょうだい

淫らという言葉が、今の私には近しく感じられる
貞淑という言葉は嫌いになった
女であることを、こんなに意識したことはなかったわ

あなたがいなくなってから、恥部を触るのが癖になった
指先は淫らな想いをかきたてる
私を思い出してあなたも触っていて欲しい

恥部を指で刺激して、私は高みに昇っていきます
女が自分の手で頂きに導く悲しさは、男の人にはきっとわからない
泣きながら、私をこんな淫らにしたあなたを憎むわ

きっともう私は狂っているのね
一日中、あなたの淫らな囁きが耳元で聞こえる
満ち足りた眠りに導けるのは、もうあなたしかいない
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by kikuryouran | 2008-03-28 12:41 | 平成夢譚 | Comments(0)