愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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胸の傷痕


「私と死ねるかい?」と彼女が訊いた。
「試してみたら?」と私は胸を開いた。
彼女は刃先を私の胸元に当てる。
「さあ、殺って・・・。」私は挑むように言った。
彼女の眼に、一瞬凶暴な光が宿った。
私の胸の傷痕が、今も彼女を懐かしく思い出させる。


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by kikuryouran | 2015-11-11 06:35 | 同性愛 | Comments(0)