愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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最期の男


私は長い間、自分が女だってことを忘れていた。
貴方は最期にそれを思い出させてくれた。
久しぶりのセックスは、初めての時のように緊張したわ。
あなたの腕の中で私は何度も死の擬似体験をした。
そして私は今、自らの手でこの世を去ろうとしている。
ありがとうあなた、私は永遠にあなたのものよ。


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by kikuryouran | 2015-11-03 02:58 | 平成夢譚 | Comments(0)