愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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別れた理由


夫は簡単な愛撫だけで入ってきて、満足すると眠ってしまった。
私は燃え残りを自分の指で処理しなければならなかった。
結婚前の彼は、命を燃やし尽くすように愛してくれたのに。
こんなのは愛じゃないと思うと無性に腹が立ってきた。
彼の寝顔を見ながら、別れたい気持ちが初めて心をよぎった。
結婚してまだ数か月しか経っていない頃だった。


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by kikuryouran | 2015-10-24 01:49 | 平成夢譚 | Comments(0)