愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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勃起薬


「ご主人に服ませてみなさいよ。」と友人が青い錠剤をくれた。
夫の寝顔を見ながら、彼も齢をとったと思った。
自分ももう若い身体ではなかった。
彼と愛し合う姿を想像してしばらく考えた。
「こんなのいらないわね。」と窓からその薬を放り投げてやった。
私はその夜、久しぶりに恥夢を見た。


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by kikuryouran | 2015-09-26 03:21 | 平成夢譚 | Comments(0)