愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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余命十日


痩せ衰えた妻の身体を拭きながら涙がこぼれた。
「こんなに醜くなった身体でも抱いてくれる?」と彼女が恥ずかしそうに言った
私も裸になって横たわり、互いの中心にしばらく手を置いた。
病気になってから夫婦のそれはしていなかった。
私は顔を見ながらゆっくり挿入していった。
彼女は懐かしい感触を確かめながら、「ありがとう。」と何度も嬉しそうに言った。


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by kikuryouran | 2015-09-22 01:09 | 平成夢譚 | Comments(0)