愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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虫の知らせ


前の夜、珍しく亭主が誘ってきた。
「今夜は気がのらないの。」と私は断った
その翌日、彼が事故で亡くなった。
「虫が知らせたのかねぇ。」と私は遺体を前にしてつぶやいた。
もう随分なかったのにと思った。
「最期にさせてやればよかったわね。」と彼のあそこにそっと手を合わせた。


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by kikuryouran | 2015-09-20 00:27 | 平成夢譚 | Comments(0)