愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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女の服

少年には女の子の服は複雑な構造をしているように思えた。
まるでパズルのように、どこから手を付けていいかわからなかった。
「どうなってるんだよ。」押さえ付けながら彼は情けない声を上げた。
「破らないでよね。」と心配そうに女が言った。
彼女は待ちきれずに自分で背中のフックを外した。
まるで手品のように、その服は一瞬で脱げ落ちた。

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by kikuryouran | 2015-09-11 02:40 | 平成夢譚 | Comments(0)