愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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淫らな開花

「見せてちょうだい。」と恥ずかしそうに礼子が言った。
横たわった夫の下腹部に彼女は唇を這わせた。
「最近、自分がどんどん淫らになっていくのがわかるの。」
夫が唯一の男、初夜が初めての営みだった。
そんな女の中心で、固い蕾が芽吹き始めた。
やがて妖艶な花が開いて、赤い花唇が芳香を放ち始めた。

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by kikuryouran | 2015-09-10 20:58 | 平成夢譚 | Comments(0)