愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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家督相続


「義姉さん。」
「もう由紀と呼んでいいのよ。」
女は笑いながら男の手を自分の胸に導いてやる。
後家になったのは十日前、今夜はもう新妻の床であった。
弟が家督を継いで、その妻も引き継ぐことは普通に行われた。
二人は馴染んだ様子で初夜の交わりを済ませた。

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by kikuryouran | 2015-09-08 11:22 | 平成夢譚 | Comments(0)