愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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バツ2の女


セックスの後のベッドの中で、「結婚しようか。」と彼が言った。
私は返事をせずにタバコに火をつけた。
「やっぱり止めとくわ。」と言いながら裸のままでトイレに立った。
理想の相手と思えても、バツ2の女の勘が躊躇わせた。
それでも抱き絞めてくれることを期待している自分がいた。
何度も修羅場をくぐって、女は臆病になっていた。

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by kikuryouran | 2015-09-07 02:33 | 平成夢譚 | Comments(0)