愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

ショートな妄想フィクションを書いています


by kikuryouran
プロフィールを見る

恋人たちの見送り


新幹線のホームのあちこちで、恋人たちは別れを惜しんでいた。
彼は私を壁に押し付けてキスをした。
コートで隠した手で彼のものを触ると、それはもう充分に固かった。
「浮気しないでね。」と私が言った。
「そっちこそ。」と彼が私の股間に太腿を入れた。
遠距離恋愛の最も刺激的な瞬間だった。

[PR]
Commented by 小烏小丸 at 2015-09-05 10:29 x
Kiku さま
うれしい!すっかりご本復なさって!
7月上旬からずっと毎日拝見しています。
一段と研ぎ澄まされた凜とした簡潔なお筆運びに
万感の思慕をお込めになって!ゆめのようです。

Commented by kikuryouran at 2015-09-05 19:48
小烏小丸 さま、コメントありがとうございます。
なかなか思うようには書けません。
切腹ものばかりではないので、ガッカリする人もいるかもしれない。
どれだけ続けられるかわかりませんが、よろしくお願いします。
by kikuryouran | 2015-09-05 01:15 | 平成夢譚 | Comments(2)