愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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女の開花


彼女は裸で大きな鏡の前に立った。
齢は十九、まだ少女の匂いが残る身体だった。
大きくはないが整った形の乳房、引き締まった腰と魅惑的なお臍。
柔らかい草叢が花弁を隠して、しなやかに脚が伸びている。
すでに男は知っていても、まだ春情を解さなかった。
固い蕾が開き始めて、今芳香を放とうとしていた。

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by kikuryouran | 2015-09-03 02:53 | 平成夢譚 | Comments(0)