愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

ショートな妄想フィクションを書いています


by kikuryouran
プロフィールを見る

風俗女の憂鬱


「今日はあまり持ってないんだ」と彼は脱ぎながら言った。
少しまけてやると彼は「悪いね」と言いながらいつものように横になった。
毎日何人もの男が私の中で憂さを吐き出していく。
その度に自分の中の何かが壊れていく気がした。
客に抱かれながら、最近亭主とはやっていないなとふと思った。
この仕事もそろそろ辞めたくなってきた。

[PR]
by kikuryouran | 2015-08-30 01:54 | 平成夢譚 | Comments(0)