愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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若い男


私の中で果てたばかりの男が、もう硬度をもって侵入してきた。
若さとは涸れることのない泉だった。
細い身体のどこにこんなエネルギーがあるのかと思いながら、私は身体を委ねている。
粗削りな愛技が若者らしかった。
また気が狂いそうな頂きが見え始めた。
先にどんな破滅が待っていようと、私はもう若い男が必要な身体になっていた。

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by kikuryouran | 2015-08-27 06:05 | 平成夢譚 | Comments(0)