愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

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by kikuryouran
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性の介護

彼はもう何度目かの入院で、看護婦の私とは顔なじみだった。
まだ二十歳を過ぎたばかりだが、先天性の難病だと聞いていた。
ある夜、私は彼が自慰をしようとしているのに気が付いた。
若い男性には珍しいことではなかった。
性の介護は禁止されていたが、私はその時彼に手を貸した。
翌日の朝、彼は明るい顔で私にありがとうと言ってくれた。

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by kikuryouran | 2015-08-13 04:51 | 平成夢譚 | Comments(0)