愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

ショートな妄想フィクションを書いています


by kikuryouran
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風俗の女

その客は、身体を震わせながら私の中で欲情を吐き出した。
「もう上がるから、お茶でも奢ってよ。」と私が誘った
待っていた彼は五十を越えているだろうか、それほどお金もないようだけど、私はそれでよかった。
私の齢になると、若い男やお金がある客はまず続かない、こんな客がちょうどいい。
月に一、二度指名してくれるぐらいの客を、私は何人ももってここまでやってきた。
いろいろあったけど、私は今の生活が結構性にあっている。

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by kikuryouran | 2015-08-12 03:39 | 平成夢譚 | Comments(0)