愛と死の妄想  feseppuku.exblog.jp

ショートな妄想フィクションを書いています


by kikuryouran
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膣切腹

私は柄の外された槍の穂首を手に取った。
刃は四寸茎三寸、平三角で先は尖って肉厚く手に重たい。
夫愛用の素槍の穂であった。

裾を払って、逆立てた穂に膝立ちに跨り、先を女陰に当てる。
ゆっくりと腰を下ろして飲み込んでゆく。
固く冷たい感触が膣壁を押し広げ、穂先が女の中心にあたる。
腰を落とせば、子袋を裂いて腹中臓腑を串刺すことになる。
腰尻が震え揺れ、躊躇いの時が流れた。

両手を膝に、背を立てて両膝を開いてゆく。
肉壁に喰い込み突き破り、一気に穂先が貫いて沈む。
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Commented by 玉梓 at 2013-10-15 08:54 x
Kiku さま
素晴らしい!夫愛用の素槍の穂先で、夫の逞しい男を偲び、恋い焦がれつつ、夫との愛を証した女の命、子宮を刺し貫いて逝く。ああ、いい、とても素晴らしい!長らく鬱に沈み込んでおりました血潮がむらむらと萌え上がって、ああ、kiku さま、ありがとう
Commented by kikuryouran at 2013-10-15 19:05
玉梓さん、過分なお言葉ありがとうございます。

膣切腹は妄想としてはありかもしれない。(笑)
短刀よりも槍の穂先の方がいいのではないかと書いてみました。
Commented by 玉梓 at 2013-11-09 17:17 x
Kiku さま
久しぶりに歌舞伎座で仮名手本忠臣蔵の通し狂言を見ました。もちろん、好きな和装で参りました。六段目で菊五郎が演ずる早野勘平の腹切りの場面は、様式化した芸の中で、ではありますが、非常な熱演で、魅せてくれました。あれは、殿方の切腹ですが、お腹に突き立てた時の仕草や、型通りに血に塗れながら十文字腹を切った後、九寸五分を右の耳の下の首筋に当てて、とどめを刺す所作には我ながら萌えました。また、次の段では密書を盗み見たおかるを、大星由良之助や、兄の平右衛門が秘かに殺そうと諮る段で、思わず、「おかるよ、今よ、今こそ貴女がお腹を切って果てるべき場面なのよ、早く、早く」、と叫びたくなる衝動を抑えながら、秘かに逝きそうになりました。本当にお恥ずかしい限りですが、伝統美、特に切腹の素晴らしさに酔った夜となりました。
Commented by kikuryouran at 2013-11-12 00:26
私は歌舞伎を実際に見たことがありません。
「忠臣蔵」のストーリーもあまり詳しくは知りません。
お殿様の他にも切腹する人がいるんですね。

昔の時代劇は当然のように切腹シーンがあった気がします。
しかし女性の切腹となると、ドラマの中でもあまり見ませんね。
自害のシーンは結構あったようにも思いますが。
Commented by 玉梓 at 2013-11-13 21:35 x
Kiku さま
演劇や映画、あるいはテレビでの女の自決場面はたくさんありますが、切腹場面は、仰います通り、殆ど無いと思います。三島由紀夫の「憂国」でも、切腹した夫の後を追う女は刃物を使いますが、お腹は切ってはおりません。また、松竹の小林監督の「切腹」には女の切腹はありません。只一つ、「徳川セックス禁止令・色情大名」では女性の切腹をまともに取り上げてくれたので、大好きです。演劇で言えば、明治の昔の川上貞奴は兎も角、近世では、一時流行った女剣劇の中で、かなり多く演ぜられていたと言います。特に日劇ミュージックホールでは、派手な腹切り場面があった、と聞きました。ビデオの世界をインターネットで検索しますと、不二企画で早乙女さまたちが出演なされる素晴らしい作品が沢山あるようです。テレビとなると、刃物を使った女の自害シーンは有名なお市さまをはじめ、たくさんありましたが、極端に控えめで、ちょっと思わせぶりにそれらしい仕草を見せかけるだけで、もの足りず、味のあった作品は思い当たりません。もしご存知でしたら、お教え下さい。
Commented by kikuryouran at 2013-11-14 03:36
玉梓さんの博識にはいつも感心させられます。
「徳川セックス・・」は見ていませんし、不二企画の作品も宣伝用の短いものしか見ていません。
ここでお話するのも、恥ずかしいほどに知識はないのです。
基本的に、切腹は男のものという意識はあります。
しかし、女も激しい情念を伴って死に臨もうとする時、切腹は相応しいと思えるのです。
あるいは男子に負けぬ気概を示して、自らの死をアピールしたい時、それは相応しいとおもえるのかもしれない。
男の男らしさが失われつつある時代、女はその強さを輝かせねばならない。
男だけの死のセレモニーではもうないのです。
Commented by 玉梓 at 2013-11-14 11:06 x
Kiku さま
切腹についてのKiku さまのお考えはよく分かります。仰る通り、基本的に切腹は男のものだろうと思いますし、仰る通り、男の男らしさが失われつつあるから、女はその強さを輝かさなければならない、とも思っています。
でも玉梓は切腹が大好きなのです。難しい理屈はよく分かりませんが切腹は女にも相応しいと信じています。玉梓は特に、Kiku さまの築き上げられる世界が好きなのです。激しい情念の虜になって、自らを裁いてゆく手段としての切腹は素晴らしいと思っていますし、この意味で女は幸せなのだと思いこんで、この自我、いえ、忘我の世界を彷徨っております。ただただ一重に情念だけなのです。確かに切腹はもはや、男だけのセレモニーではありますまい。玉梓には殿方のことは本当に何もよく分かりません。でも例えば、殿方の愛を信じ、その心に殉じてお腹を切って絶えて逝く女の美しさには限りなく魅かれます。ああ、Kiku さま、もう駄目です。お許しを!

Commented by kirikiri at 2013-11-15 00:05 x
kiku様、玉梓様、横レスをお許し下さい。
切腹は本当に男の物なのでしょうか?男の私にとって、切腹は本当は女のものだったのではないかと思えます。破瓜の痛みや出産の痛みが、快感に繋がるのなら・・・。
ただ、男の私にとって、女性の切腹こそ、かけがえのない美しいもの。白くふくよかな下腹に、刃を突き立ててギリギリと切り裂いてゆく。
突き立てられた刃が、ゾリ・ゾリと引き回される度に、笑み割れた下腹から簾のように鮮血が流れ落ちる。
なんと、美しいのでしょう。
思っただけでも興奮してしまいます。
こんな男の妄想、お許し下さい。
Commented by kikuryouran at 2013-11-15 02:23
kiri2さん、玉梓さんコメント有難う。

男の切腹と女のそれは同じように見えて別かもしれない。

義を重んじ誇りを失わず、男は男らしさを誇示するために腹を切ろうとする。

洞の奥に棲む淫らなる情念を、引きずり出したい衝動が女に腹を切らせるのかもしれない。

by kikuryouran | 2013-10-14 03:39 | 女腹切り情景 | Comments(9)